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高野理栄子紹介文
高野理栄子、1976年7月14(だっけ?)日生まれ。職業、小樽運河版画画家。
おたという名前の由来は「子供の頃から小樽に住んでいる」為に付けられたあだ名が元になっているが、一時期カナダにかぶれていた彼女が「オタワの人にも発音してもらえる」と思い立ったのも要因の一つらしい。
まゆ毛こと石野卓球やチョコエッグのおまけをこよなく愛し、物心ついた頃から版画家になることを決意。そして97年、道展入選で世知辛い浮世にデビュー。
カラフルな色彩の中に、婆様の着物の柄的イメージを多用した彼女の版画はたちまち世の中を魅了したが、じつは彼女はこの作品を世に送りだすのは本意ではなかった。
「こんなイメージの版画がいいなんて、おじさんたちは何を考えているかわからない」と、当時21才の彼女は大谷の版画室でひとり、泣いた。
しかし、続く、ホームページでの連載からおたるりえこのポジションが確立。
春の七草、睡眠薬、ラーメン、といった食品や医薬品の名前、ワイロという政治用語、彼女に影響を与えたアクセルローズ、しろちゃん、むむ、そして愛してやまない小樽の名前。
そんなキーワードたちが平然と表現される彼女の版画は、ふだん芸術など鑑賞しないコアなサッカーファンをも虜にした。
時におたるりえこは、小樽版“俺バカ系”ととられることもある。
個展会場に集まった、「一人称“俺”」のファンを見てもそれが分かる。
ただ、彼女は多分それを何より喜ぶ。
大谷で何度も入学卒業をくり返した彼女が、10年たった今生み出している作品を見れば、彼女の真意が理解できるだろう。
高野理栄子はただ、“おた”なのだ。
高野理栄子『(作品名)』
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